IRIScanは、紙の参考書やプリントを真上から撮影して、
そのままPDFやOCR(文字認識)ファイルに変換できる高性能スキャナーです。
英語学習や医学部受験のように「紙教材+デジタル管理」を両立したい人に最適です。
第2章:準備するもの
項目 / 推奨アプリ・機器 / 目的
スキャナー / IRIScan(シリーズ5または6) / 紙の参考書をスキャン
音声化アプリ / Voice Dream Reader / Speechify / OCR結果を音声再生
録音アプリ / Notta / Otter.ai / 自分の声や要点メモの記録
管理ツール / Notion / Google Drive / メモとOCRのリンク管理
AI発音評価 / ELSA Speak / YouGlish / 発音の自動評価・練習
第3章:英語参考書を「聴ける教材」に変える手順
① IRIScan Desk 6 プロでスキャン
- 参考書を開いて、IRIScan Desk 6 プロの下に置きます。
- アプリを開き、「ドキュメントスキャン」を選択。
- スキャン後、「OCRテキストを有効にする」を選びます。
- 保存形式は「PDF+テキスト」に設定(後で音声変換可能)。
ポイント:
- 見開きのままスキャン可能。
- 自動で傾き補正・影除去。
- 複数ページを連続スキャンできる。
② PDFを音声化アプリに取り込む
- スキャンしたPDFをスマホに転送。
- Voice Dream ReaderやSpeechifyに読み込みます。
- アプリが自動でOCR部分を認識し、テキストを音声に変換。
- 「スピード1.2〜1.5倍」に設定(集中力が最も維持される速度)。
コツ:
・英語音声を「男性・女性」「アクセント(英・米)」で聞き分ける。
・難しい箇所は再生速度を0.8倍に下げて確認。
③ 聴きながら発音・理解チェック
- 英文を聴きながら、同時に口を動かしてシャドーイング(後追い発声)。
- Nottaで自分の声を録音し、AIが自動でテキスト化。
- 発音が正しくない単語には、AIが自動で下線を引く(例:r / l / th音)。
- 改善結果を次回再チェックし、「成長ログ」を保存。
第4章:わからない箇所をリアルタイムで記録・復習
手順:
- 音声再生中にわからない部分が出たら、すぐに音声メモアプリを起動。
例:「この部分の 'chemical equilibrium' の定義、再確認」
- メモのタイトルに「ページ番号+キーワード」を入れる。
例:「p.32_chemical_equilibrium」
- 後でNotionやGoogle Driveにアップロード。
- OCR済みPDFの該当箇所を検索して、メモとリンク。
これで、
音声 → 疑問 → メモ化 → リンク → 即復習
という流れが完全自動化されます。
第5章:AIによる発音・理解の自動評価
ツール / 機能 / 活用法
ELSA Speak / AIが発音精度を単語ごとにスコア化 / 苦手音を数値化して改善計画を立てる
YouGlish / ネイティブ発音をYouTube上で検索再生 / 正しい発音の「現実用例」を聴く
Notta / AI文字起こし+翻訳+要約 / 録音した自分の音声を英語スクリプトで可視化
第6章:英語以外の科目応用法
科目 / 活用例
数学 / 記述解説書をスキャン→音声化→「自分で解法を口で説明」 録音
化学・生物 / 反応式や過程を口頭説明→AI要約→理解確認
国語 / 現代文解説を音声化→音読→主張構造をメモ連携
第7章:最終まとめ(毎日のルーチン化)
- 朝:通学中に音声教材で復習(1.5倍速)
- 帰宅後:録音メモを整理し、疑問点をOCR検索
- 夜:Nottaの発音スコアをチェック
- 週末:苦手分野を再スキャン・再音声化して確認
これを「日課(しぎたり化)」することで、
試験本番でも脳が自動で集中状態に切り替わるようになります。